2006年2月11日 - クライミングの記録


湯川 de アイス


友人のたけぞう・ともぞうとその仲間に混じって湯川でアイスクライミング。アイスは一昨年はじめ、その年は4回ぐらい行ったが去年はフリーばかりやっていたのと、行かないとどんどん億劫になってしまうのとでほぼ丸2年ぶり。エリアの名前はよく知らんけど、ちょっと上流のガードレールやその少し下にある木で支点が取れるところ。乱菊エリアかな? 天気のいいこともあって道路がかなり混んでいて、9時すぎに着いたら車の置き場所に困るくらい人がいた。たけぞう・ともぞうを待って乱菊エリアに行ってみたら有持さんたちが課題を設定して登っていた。登れそうなところはどこもトップロープがかかっていて、我々はそれらをテキトーに借りて遊ぶことに。
主に登ったのは下の写真の真ん中あたりにあるツララ。まず奥のツララ(?)を登り、途中で下が切れてるツララに乗り移るという感じ。

まず、たけぞう。昔はクライミングを相当やっていたたけぞうも、農業を始めて最近はまったくやってない。アイスは3年ぶりだそう。とはいうものの、フリーも5.12dぐらいまで登っていただけのことはあって綺麗にサクサクと登ってしまった。本人はだいぶ腕がパンプしてるとか言ってたけど余裕こいてるようにしか見えん。続いて自分。たけぞうの登りが簡単そうに見えたので気軽に取り付いてみたが、もうぜんぜんダメ。足をきちんと決めずにとにかく上がろうとするもんだからずるずると半分落ちかけながら登るという初心者丸出し登り。なんとか別のツララに移るあたりまで行き、移ろうとするところで落ちてしまう。リーシュなしだったので落ちた拍子に片方のアックスを落としてしまい、しかもやつは川の中に逃げやがった。ロープにぶら下がったまま川面まで下ろしてもらってなんとか回収できたけどあせったー。次、いきなりリーシュレスはアレかもってことで、たけぞうのMIZOを借りて登る。今度は少し落ち着いて足も決めることができ、しかもリーシュのおかげでノーテンで上まで行けた。いやーリーシュつきとそうじゃないのとでぜんぜん違うのねぇ。たけぞうのMIZOは軽くてサクサクと氷に刺さるしすごく使いやすかった。自分のバイパーは、うーん、自分には重いなあという感じ。どこかに安くて軽いリーシュレスのアックスないかなあ。そのあとも同じところを中央から行ったり左に回ってみたり、その横のツララ(これは上までつながってるのでさっきのよりは簡単)をバイパーでリーシュレスで登ったりと、いろいろと楽しめた。2年前に比べるとフリーはだいぶうまくなってるはずで、おそらくそのせいだと思うけどアイスでも2年前よりは登れるようになってる気がした。


しかし、この世界の進化の早さ(というか皆さんのお金持ち具合?)にはビックリ。2年前だとリーシュつきのアックスがほとんどだったように思うけど、今日なんて我々以外はほとんどリーシュレスだったもんなあ。有持さんは、自転車のシューズにクランポンをボルトで固定し、服もヘルメットも自転車用のやつで登ってたけど、こういう場所でそんなに寒くない日ならそれでぜんぜんオッケーみたい。
アイスは、やると面白いんだけど、寒いのやいろんな道具のことを考えると億劫になりがち。今年あと一回ぐらい行ってみたいがさて行けるかどうか。。。

Posted by toor at 2006年2月11日 22:56 | TrackBack
Comments

来年 BD からでるアックスが軽くて安くて($198)汎用的でお勧めです。

ゲレンデ、アルパインを問わず、世界的にはリーシュ付きの方が珍しい状況です。

Posted by: えのきど。 at 2006年2月14日 22:10

ぱさん!
アイスクライミングやるなんて、初耳です。
実は、山屋ですか?

Posted by: mot at 2006年2月19日 16:36

もっさん、昨今は山屋じゃなくてもアイスやりますがな。

Posted by: ぱない at 2006年2月21日 12:56
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