翌日(1/21)から、ようやく落着いてライレイライフを満喫できます。朝食を済ませ、さっそく1-2-3エリアに向います。ここは近くていいんだけど、そのぶん講習などでいつも混んでいるところなので無理かなあと思いつつ行ってみます。
が、やはり混んでます。ほとんどが簡単なルートだし近いので取りつきやすいのですが、講習会の邪魔をするのもアレなので別のエリアに行くことにしました。講習会はロックショップが開催しているもので、クライミングをやったことのない人や超初心者などが一日あたり1,500Bぐらい払ってクライミングを体験するというものです。この収入がリボルトなどの作業に使われるので、あまり講習を邪魔するような行為はやめておいたほうがいいと思います。それにルートなんて腐るほどあるんだから。ということで1-2-3は眺めただけでそのまま海沿いに進んでいき、わかりにくいですが上がっていく場所があるのでそちらへいくとDuncan's Bootというエリア。ここも簡単なルートがあるんだけど、けっこう混んでいたのでさらにあがりJungle Gymというエリアへ行ってみます。
ホテルから1-2-3までが7分、1-2-3からDuncan's Bootまでが3分、さらに2分ほど歩いてJungle Gymというぐらいの近さ。ここには誰もいなかったので、アップのつもりで2本ほど登りました。グレードは5と6a(笑)。5がデシマルで5.8か5.9、6aが5.10aぐらいでしょうか。
上の写真は6aなやつ。長くて上まで行くと海を見渡すことができてとても気持ちの良いルートでした。岩はちょっとガビガビで痛かったけど。
で、なぜかこの日は2本登っただけで終り。どうも風邪の調子が思わしくなく、少し登ると息が切れてゼイゼイ。無理しても仕方ないのでクライミングはやめてビーチでビールと日光浴。引き上げる前にさらに奥(というか半島の先のほう)にあるThe Keepというエリアを見に行きましたが、ここはロケーションがむちゃくちゃよく、ルートも6b~7bぐらいまであってとてもよさそうなところでした(下の写真は取りつきからの眺め)。
夕方、たま・しほと合流してRayavadeeの部屋を見せてもらったりウェルカムフルーツを食い散らかしたりして過し、テキトーに晩御飯を食べて終り。寝る前にも静かなビーチでビール。風邪薬を持ってきてたらなあ。
翌日も風邪はいまいち。喉がヒリヒリしてどんよりな感じ。今日はトンサイへ行ってみようってことで、まずはたま・しほがいるはずのトンサイエリア。いきなりどっかぶりの壁がどどーんとあって、登ってる人もうまいうまい。5.13クライミングクラブとかいう韓国の子供たちがえらい上手でした。
ここは難しいルートが多いのですが、上の写真の6a+(6aだっけ?)のルートが変態的で面白いとたまちゃんが教えてくれたのでやりました。変態的で面白かったです(笑)。下はTidal Wave(7b+)にトライ中のたまちゃん。面白そうなルートでした。7a+のルートをやろうと思いながら伺ってたらどんどん人がきて結局さわらずじまい。まあ力も入らなかったし取りついてもダメダメだったでしょう。
昼すぎからあまりにも暑くてちょっと休憩。ビールとタイ料理で元気は出るものの、なかなか登る気は起きません。15時ぐらいに、ようやくちょっとマシな感じになったのでなかなか面白い6aのルートがあるというFirewallというエリアへ行ってみました。そのルートは登っている人がいたしまだ数人待っていたので、とりあえずその横の6b+のルートを登ってみました。星マークはついてないけど結構面白かったです。そうこうしているうちに6aのルートがあいたので登って終了。そこのエリアにいたドイツ人の女の子と話してる時にどれぐらいいるのかと聞いてみたところ、彼女は、6週間「しか」いないの、と悲しそうな顔をしてくれました。目が点になりました。我々は6日が精一杯やぞ。ということを言ってみたら、気の毒そうな顔をされました。ううむ。
砂浜に下りたらちょうどシーカヤックが転がっていて、値段を聞いたら1時間で100Bだったのでそれで遊んで(なかなか面白かった)晩御飯。その次の日は午前中Diamond Cave(ここも講習とかでちょと混んでいる)というエリアで遊び、昼から何したんだっけ?忘れた(このあたりが一番辛くてあまり記憶に残ってない)。
次の日(1/24)は最後の日。Duncan's Bootで6aと6b+を登り、The Keepへ行って下の写真のルート(6bぐらい?)を登ろうと思っていたのですが、混んでて登れませんでした。しかもこのルート、長さが32m。登っている人のロープがけっこう余裕があったので聞いてみたら70mロープでした。うーん、上まで行くとめちゃくちゃ気持ちよさそうなのに!!
もう一つ6bのルートがあってそっちは60mロープで大丈夫なのでしばらく待ってみたけどルートが長いもんで一人が登るのにけっこう時間がかかってなかなかあきそうにありません。そうこうしているうちに向こうからは黒い雲が向ってきています。仕方がないのでまた次くればいいやということにして引き上げたらこれが正解で、荷物をパックしてレストランでビールを飲み始めた頃からすんごいスコール。岩場にいたらぐっちょぐちょになるところでした。
雨がやんだのでボートに乗ってライレイとさよなら。これからはアオナンでクライミングなしのだらだら休日です。まあライレイまで10分か15分なので登りたくなったらまた行けばいいんだけど。
書いてよー。
Posted by: おまき at 2006年1月30日 22:45